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コーヒーと健康

コーヒー豆知識

Q1 コーヒーを飲むと血圧が上がるの?
習慣的にコーヒーを飲んでる人はコーヒーを飲んだからといって血圧が上がることはありません。
Q2 コーヒーは心臓に悪いの?
コーヒーの過度な飲用と心臓病の発症に関連はないと考えられています。心筋梗塞や重篤な不整脈の既往症を持つ人を対象に調査してもカフェインはいかなる心筋の不規則性も起こさないと報告されています。
Q3 コーヒーを飲むとコレステロールが上がるの?
コーヒーにはHDL(善玉コレステロール)を増やす働きがある事がわかってきました。もちろんコレステロールの予防には肉類、卵、タバコ、お酒などをコントロールすることが大切です。
Q4 コーヒーを飲むとがんになるの?
1997年に世界がん研究基金が発表した、食事とがんの総括的なレビューでは「大多数の研究結果は、コーヒー及びお茶の通常範囲の摂取では、いかなる部位でもがんとの有意な関連はない事を示唆している。」と述べられています。
Q5 妊娠したらコーヒーは飲んではいけないの?
カフェインはコーヒーに含まれますが、茶飲料やその他の飲料にも含まれますのでコーヒーの飲用だけを制限しても問題は解決しません。日々飲用している飲み物についても考慮する必要があるでしょう。
Q6 コーヒーには中毒性があるの?
カフェインは、国際疾病分類で中毒物に指定されていません。またカフェインに関する研究でも、依存性や濫用性は認められていません。
Q7 コーヒーはダイエットに効果的?
自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。この内交感神経が私達の体重や体脂肪の量を調整しています。交感神経は食欲を抑制し脳からの指令を脂肪細胞へ伝達し脂肪を消費させる働きを担っています。コーヒーを飲むとこの自律神経の働きが促進され脂肪の代謝を高める効果が得られることがわかってきました。
Q8 生活習慣病にコーヒーが役立つ?
生活習慣に起因する糖尿病は2型糖尿病といわれるものですが、近年この2型糖尿病の予防に効果的としてコーヒーが注目を集め、世界各国から相次いで「コーヒーに2型糖尿病を予防する効果あり」という報告がされています。

一般社団法人全日本コーヒー協会より引用